年の初めに地球環境を考えた

 

「地球環境」 といえば二酸化炭素増加による地球温暖化ばかりが注目されています。

だから 「二酸化炭素を地下深くに封じ込める」 などというバカな対策が真剣に計画されています。放射性廃棄物二酸化炭素も都合の悪いものは地下に埋める、というのは発想が安易すぎないか。

 

ここで二酸化炭素について、原点に帰って考えてみました。

原始地球の大気は二酸化炭素が主だったらしい。その中に不活性であるチッソが少し有りました。そこへ光合成する植物が発生し、二酸化炭素を吸収し、酸素を生み出しました。こうして現在の大気組成が生まれました。

現在の大気組成は チッソ約80%、酸素約20%、あとは二酸化炭素を含めても少々、 PPM の単位です。

 

その植物の遺体は二酸化炭素から作られた炭素を体内に残して地中に埋まっています。それが石油、石炭です。生きている植物は森林地帯を形成しています。

 

こう考えると、私たちは地球に蓄積された植物を消費して文明生活を享受していることになります。これではいけない。しかし、地球上に蓄積された植物を減らさない方法があります。木を植えて育てることです。

 

日本は国土の70%が森林です。木を植える余地はあまりありません。(*) 地球規模で森林蓄積を増やそうとするなら、砂漠緑化が有効です。

中国奥地の砂漠を緑化する活動をしている日本国内の NPO 法人が複数あります。彼らはなんの見返りもなく頑張っています。頭が下がります。私は彼らを支援していこうと思っています。

 

(*)

森林伐採して太陽光発電施設を作っているとか、森林伐採した後、再植林が進んでいない、とか批判されていますが、地球規模では些細な事です。

 

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