二酸化炭素排出ゼロを目指して

 

前回の続きです。

 

政府は 「二酸化炭素排出実質ゼロ」 の方針を表明しました。 しかし、省エネしても再生可能エネルギー頑張っても2050年までに 「ゼロ」 は苦しい。

とすれば、期待されるのは 技術革新 と 発生した二酸化炭素を回収する方策 です。

 

二酸化炭素排出削減の一つの方法として、大気中から分離、圧縮して地中や海底に封じ込めることが提案されています。( CCS というらしい)しかしそれを実施するためにはエネルギーが必要です。

 

もう一つの方法が、が森林による吸収です。

 現在の日本の二酸化炭素排出量は年間10億tです。対して森林による吸収は私の勝手な試算では潜在能力2億t。(*) ある研究機関の調査では現状で5000万tという試算が出ています。

 

上記 「封じ込め」 には大規模な装置が必要です。対して 「森林吸収」 では地元林業家の小さな努力の積み重ねで可能です。どちらがより良いか? 

というか、両方やれば良いのか。

 

 

 (*)潜在能力とは

適切に森林管理をすれば・・・という条件が付きます。

 

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