不愉快な為替変動

 

為替レートが少し円高に振れています。

  現在(11月13日夜)は 1ドル=138.75円

解説によれば、「米国の金利引き上げのペースが落ちるのではないか」 と市場関係がみており、ドルが売られているそうです。

 

為替は貿易による ドルー円 の売り買いに影響されます(実需)。一方で、ファンドや我々がやっている FX 取引による影響も出ます(投機)。

統計によれば 実需 1 :投機 9 の割合で取引が行われています。

 

円に係る貿易取引は1日に5000億円ほどです。とすると投機を含めた市場全体では5兆円ほど動いていることになります。先日の日本政府による為替介入は3兆円ほどでした。それなりの効果が出ました。そして 「これ以上変動すると日本政府が介入するぞ」 という意思が市場関係者に伝わったことも大きいでしょう。

 

つまり、市場参加者の意向で為替レートが左右されることになります。

地道に貿易をしている業者や、ガソリンや食料品など輸入品を買っている我々消費者が投機をする人たちの意向に振り回わさることになります。

不愉快。

 

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