円高が止まりません

 

円高が進行しています。今日(4月11日)は 1ドル=108円くらい。

 

官房長官と麻生財務大臣が 「場合によっては必要な措置を取る」 と発言したためか、107円台からすこし戻しました。こういうのを 「口先介入」 といいます。

 

しかし本来、為替は市場の自由な取引に任せるべきで、政府による介入はするべきではありません。

とくに今はG7やサミットが日本主催で開かれる直前。日本政府としては実質的な介入はしたくない。口先介入が精一杯でしょう。

 

・・・

 

アベノミクスが嫌いな評論家の人たちは、日本の経済破綻についてこんなシナリオを描きます。

 

  国債の買い手が無く、売れ残り、価格が暴落

⇒ 長期金利が暴騰

⇒ 国債償還不能

⇒ 超円安

⇒ 国家破綻

 

現在のマイナス金利も円高もこのシナリオとは逆の動きです。それでも上記評論家は 「いずれこうなる」 とがんばっています。

 

さて、どうなるでしょう。

 

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