親鸞は歎異抄にいわく 「善人なほもて往生す、いはんや悪人をや」。
歎異抄は解説しか読んだことはありませんが、私の解釈では 「善人も悪人も死んだらみんな極楽へ行ける」 です。
村八分で近所付き合いを絶たれた人も 「火事と葬式だけは付き合う」 でした。
古来より日本人は 「死んだ人はみんな仏」 と考えていました。
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世論調査によると 安倍氏の国葬に反対する人が過半数になったそうです。
反対する理由は 「犯罪の疑いがある人の葬式に国費を使いうな」 です。犯罪の疑いとは 「モリカケ」 「桜を見る会」 「統一教会」 だそうです。
ふん。くだらん。
野党が安倍さんの政策に反対するのは立場上理解できますが、マスコミや評論家までが批判を繰り広げるのは噴飯もの。それに影響されて世論も批判的になっています。
「死んだらみんな仏」 という日本人の古き良き思想はどこへ行ったのか。
中国では故人が悪人だったと判断されると墓を掘り返して遺体に鞭打つそうです。そんな中国的思想が日本に広まっていると思うとちょっと悲しい。
大丈夫ですか? マスコミのみなさん。
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