証人喚問を見て思ったこと

 

昨日(3月27日)、佐川元財務省理財局長の証人喚問が行われました。午前中に参議院、午後に衆議院で。

 

少しだけ夜のニュースで見ました。

自民党の丸川さん 「安倍首相からの指示は無かったんですよね?」 には笑っちゃいました。

 

野党の質問で、核心に触れると 「刑事訴追の恐れがあるので、お答えは控えさせていただきます」 を連発していました。

 

野党の皆さんは 「これでは証人喚問の意味がない」 と怒っています。

しかし国会議員の皆さん、なにか勘違いしていませんか?

 

決裁文書の書き換えは犯罪です。検察庁が捜査を始めています。

その被疑者を国会へ呼んできて、検察より先に事情聴取しているわけです。「嘘をついたら有罪だぞ」 と脅かして。

 

犯罪を捜査するのは検察庁の仕事です。

その検察庁の向こうを張ろうとしている。国会議員ってそんなに偉いの?

 

一方マスコミは 「これでは世論は納得しない」 と言っています。

何度も言いますが犯罪を捜査するのは検察庁です。世論や、マスコミの皆さんの仕事ではありません。

 

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