「再生可能エネルギーによる発電はまだ少なく、原発の代替にはならない」 と、私は思っていましたが最新の情報を見るとかなり充実してきました。
その前に基礎知識
このページで使う単位は 出力「ｋｗ」 で、この出力で１時間動かすと 「ｋｗｈ」（キロワットアワー）の電力となります。
日本の電力需要はおよそ１億ｋｗ。
現在、日本にある原発は３３基。１基の出力がおよそ１００万ｋｗですからフル稼働すれば出力は３３００万ｋｗです。(現在は大半が停止しています）
再生可能エネルギーで３３００万ｋｗが達成できれば 「原発の代替」 を名乗ることが出来るでしょう。
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さて、どんな状況なのか
（資源エネルギー庁ＨＰより ２０２０年６月現在のＦＩＴ認定量）
太陽光・住宅 １１７５万ＫＷ
太陽光・非住宅 ４５１６万ＫＷ
風力 ４３５万ＫＷ
中小水力 ８２万ＫＷ
地熱 ８万ＫＷ
バイオマス ３６８万ＫＷ
合計 ６５８３万ＫＷ
太陽光は夜間動かないし、天候に左右されます。風力も天候に左右されます。
かつ、ＦＩＴ認定量なので経済産業省のＦＩＴ認定は取ったけどまだ計画中、建設中も含まれます。実際には ２０２０年６月・１か月の買い取り実績は ９３１８２３万ＫＷＨでしたから、計算（÷２４Ｈ ÷３０日）すると１３００万ＫＷでした。
まだまだ足りない。けれど事業者がＦＩＴ認定通りに建設・稼働させれば結構な量になります。がんばれ。
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