発電コスト比較

 

経済産業省が各電源の発電コスト試算を公表しました。2030年時点でのコスト予想と2020年時点の試算も。単位はすべて1kwhあたり

 

          2020年       2030年

原子力      11円台後半~     11円台後半

太陽光(事業用) 12円台後半      8円台後半~11円台後半

太陽光(住宅用) 17円台後半      9円台後半~14円台後半

陸上風力     19円台後半      9円台後半~17円台前半

洋上風力     30円台前半      26円台前半

石炭火力     12円台後半      13円台後半~22円台前半

LNG火力    10円台後半      10円台後半~14円台前半

 

太陽光が原子力のコストを下回った、と話題です。太陽光パネルと周辺設備の値段が下がったことが原因です。

今話題のバイオマス発電について言及が無いのはなぜでしょう。規模によって大きくコストが違うからでしょうか。

 

参考になる数値を挙げていきます。

経産省再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)によると、2021年度 

 太陽光 10kw未満 19円

     50kw以上 11円

 陸上風力 250kw未満 17円

 着床式洋上風力 32円

 浮体式洋上風力 36円

(大規模装置の買取価格は入札になる)

 

我々消費者が払う電気料金は家庭用で25円前後です。

 

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