ガソリン車販売規制

 

海外でガソリン車の販売を規制する動きが出てきています。二酸化炭素排出を減らすためです。各国がガソリンエンジン車の販売を禁止する方針を打ち出しています。期限を定めて。

 

  英国 2030年

  米・カリフォルニア州 カナダ・ケベック州 中国 2035年

  フランス 2040年

 

「ガソリン車の販売を禁止する」 とすれば電気自動車や燃料電池車は許されるでしょうが、PHV車やレンジエクステンダー(エンジンを回して発電しながら走る電気自動車)は許されるのか、など疑問はあります。

 

電気自動車に対する私の疑問もしくは普及の障害

・充電はどうするのか

急速充電で30分、普通充電で数時間かかります。電気自動車が普及していない現在では充電スタンドはいつも空いていますが、電気自動車が増えてきたらどうなるでしょう。

一般的には夜間に自宅車庫で充電するのでしょうが、マンション住まいの人はどうしたらいいのでしょうか。

 

二酸化炭素削減になるのか

電気自動車は走行中に排ガスを出さないのですが、使用する電気を作るのにエネルギーを使います。再生可能エネルギー発電の普及に期待するのでしょうか。

 

・税金はどうなる

私たちが買うガソリンには高額な税金がかかっています。その主旨は 「自動車はぜいたく品だから税金をかける」 「道路整備のために払え」 です。ところが電気自動車に使われる電気には税金がかかっていません。現在は電気自動車は希少ですから目立ちませんが増えてきたらどうするのでしょう。

 

まあ、いろいろ悪口を書きましたが、私は次に買い換える車は電気自動車も候補に入れています。燃料電池車は時期尚早でしょうけど。

 

 

追記

日本政府も2030年までにガソリンエンジン車の販売を禁止することを決めました。ハイブリッド車は許されるようです。

 

訂正

テレビニュースを聞いて書いたので間違っていました。正確には

経済産業省は2030年代半ばに新車は電動車のみとする目標を設ける方向で調整している」

でした。微妙な表現です。電動車にはハイブリッド車燃料電池車も含まれます。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加