電気自動車が普及し始めています。保守的な人たちはいろいろ悪口を言っています。
・1充電での航続距離が短い
・充電に要する時間が長い
・電力不足を助長する
これらの不満はバッテリー性能が上がるとともに徐々に改善されるでしょう。
しかし、根本的に疑問があります。燃料にかかる税金についてです。
ちょっと計算してみます。
前提条件(傾向を見るだけの目的ですから大雑把です)
ガソリン車燃費 10km/リットル
ガソリン市中価格 160円/リットル
ガソリンにかかる税金 56.6円/リットル
電気自動車電費 10km/kwh
電気料金 20円/kwh
ここで車が1km走るのに要する燃費を計算しますと
ガソリン車 16円(税金を除くと10円ちょっと)
電気自動車 2円
ガソリンには税金がかかっています。対して自動車に使う電気に税金は無し、どころか電気自動車を買うときに補助金が出ます。
ガソリン税の使途は道路整備だとされています。電気自動車も道路を使っているのに税金は無し、っておかしい。
政府は 「電気自動車を普及させるため優遇している」 と言うでしょう。
だけど・・・?
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