株価を動かすもの

 

このブログで毎月末に経済指標を書き残しています。株価と為替について。

 

株価は超長期を見れば上がっています。10年前のこのブログを見直しましたら(10年前は 「はてなダイアリー」 でした)

日経平均株価 2010年3月末では 11089.94円 でした。

今日(3月9日)の終値は COVIC19 の影響で大幅に下落したとはいえ

19698.76円です。

為替は 1ドル=101円台まで円高がすすみました。

現在(9日午後8時)は102.35円です。

 

なんと、東証一部上場企業の株を持っているだけで、この10年間で資産は8割ほど増えたことになります。ちょっと前まで2倍でした。

 

どうして株価は上がるのでしょう?

経済の専門家に聞いてください・・・では申し訳ないので私の考えを少し書きます。

 

・政府は株価を上げたがる

安倍首相もトランプ大統領も同じです。「オレの経済政策がうまく行っている」 証拠になるからです。そのために日本では日銀が株を買っていますし、年金積立金を運用する組織(GPIF)も日本株 などを買って運用しています。

株価が上がれば企業の資産価値も上がるし。

 

ヘッジファンドは株価が上がっても下がってもいいから儲けたい。

ヘッジファンドは世界中の金持ちからお金の運用を託されています。運用成績を上げなければいけません。トランプ大統領の事情から考えて、この先株価は上がるでしょう。というか無理やりでも上げるでしょう。株は 「買い」 です。出来るだけ安く仕入れたい。だから買う前に、あることないこと、情報を流して一時的に株価を下げさせます。そんな時にこの COVID-19の影響で一時的に株価は大幅に下がっています。絶好の買い時がやってきました。

 

・・・

 

そういう訳で私の年初の予想 「今年は円高、株高」 をまだあきらめてはいません。

しかし、ちょっと不安。どうなるでしょう。

 

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