COVID-19の影響で世界経済は大打撃です。株価は大幅に下がっています。
日本も米国も株価維持に本気になってきました。金融緩和策です。
米国は基準金利を0%にしました。日本は日銀がETF(上場投資信託ー早い話が上場株)購入を年間6兆円だったものを12兆円に増やします。年間6兆円増。参考までに昨日の東証売買代金は3兆円くらいですから影響力は大きいです。
安倍首相もトランプ大統領もしょせんは人気商売です。景気が悪くなれば人気が下がります。何とかして株価を維持したい。
一般論として、金融緩和策に対する市場の反応は2通り
A.景気回復を期待して株価値上がり
B.金融緩和しなければならないほど経済が悪い、として値下がり
通常は A.ですが、残念ながら今回は B.でした。
「金融緩和してもウイルスの脅威は無くならないだろう。」
このニュースが流れた昨日(3月16日(月))
日経平均終値は 17002.04円 先週末比 ー429.01円。
米国市場は半日遅れで始まりましたが
NYダウは先週末比 -2997.10ドル(過去最大の下げ幅)でした。
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ついでに書いておくと昨日の指標は
為替 1ドル=106.6円
ドバイ原油価格 1バーレル 31.80ドル
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