この年になると、同じ年頃の友人とは病気の話が多くなります。
私は前立腺肥大の症状を抱えています。現在までの顛末を書きます。
10年くらい前でしょうか。小便が2本に別れて出るようになりました。当時は気にしていませんでしたが、今になって気づきました。前立腺肥大の症状が出始めていたのです。
小便が勢いよく出れば1本にまとまって出ます。ところが2本に別れるということは出る勢いが鈍ってきた兆候だったのです。
ご存知の通り、前立腺が肥大すると尿道を狭めるため小便が出にくくなります。
昨年の健康診断でPSAという前立腺異常を表す数値が正常範囲を少しオーバーしました。正常値4以下のところ5.7でした。まあ無視しておこうと思いましたが、会社で総務が 「再検へ行け」 というので病院へ行きました。
病院で念のためPSAを再度調べたところ悪化していました。7.8。
先生はちょっと本気になったみたいで 「ズボンを脱いでベッドに寝てください」 といいます。先生に背を向けて横になり膝を抱えるような姿勢になりました。
するといきなりパンツを下げて肛門に指を入れてきました。
前立腺は指で触診できるそうです。
先生 「気持ち悪かったでしょうが、みんなこうしているんです」
「異常はは無いようです。しばらく様子を見ましょう」
ということで3か月後再診の予約を入れました。
そして 「小便の出やすくなる薬」 というのをもらって帰りました。
「出にくくなったら飲んでください」 とのこと。
そして3か月後再度PSAをチェックしたところ少し下がっていました。7.5.
私の前立腺肥大は今のところこういう状態です。 「小便の出やすくなる薬」 は確かに効きますが、私は元来薬嫌いなのでよほど困らない限り飲まないことにしています。
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