今週のお題「やったことがあるアルバイト」
50年以上前の学生時代です。私は親の関係で就職先は決められていました。そこへ就職したら一生その職から離れられないと覚悟していました。その前にいろいろな職種を経験しておこうと思い、アルバイトに精出していました。今週のお題を見て、経験したいろいろな職種を思い出しました。経験談はいろいろありますが、その職種について偏見を持った発言になりかねませんので止めておきます。
そのなかで、50年前と 「変わったなー」 とみている職種があります。
それは土方です。「IT 土方」 などという言葉もありますが、そうではなく、「土木作業員」 です。
昔は、アルバイト紹介所(*)から指定された建設会社へ行くと、トラックで現場まで送ってくれます。そこでツルハシとスコップを渡されて、監督から 「ここからあっちまで1mの深さで溝を掘れ」 と指示されます。アルバイト2人一組でせっせと掘っていきます。まだ若かったので体力はありましたが、重労働でした。
それに較べて現代では、土木作業員は重機が穴を掘っているのをスコップを持って立って見ているだけ。重機が届かないところを手作業で補修するだけ。
変わったなー、というか、そういう時代です。
(*)
当時はインターネットは無かったので、アルバイトを探すには直接アルバイト紹介所へ行かなければなりませんでした。紹介所は各大学に有ったし地域共通(たしか、「学生援護会」 という名前でした)のも有りました。そこへ行くと大きな壁に求人票がたくさん貼ってあり、その中から 「これをやりたい」 と受付へ申し出ます。紹介所は手数料無しでした。
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