遊びの経済学

今週のお題「何して遊ぶ?」

 

ゴールデンウイークです。何して遊ぶ? パチンコ、競馬などギャンブルで楽しむ人も多いでしょう。

 

「還元率」 というのがあります。お客さんが使ったお金の何パーセントを払い戻すか。逆に言えば主催者がどれだけピンハネしていくか。「てら銭」 とも言います。その残りをお客に還元する、その率です。

  競馬   75%

  パチンコ 85%

  宝くじ  50%

運よく当たった人は儲かりますが、長くやっていれば平均化され還元率に収束します。

そんなことは判っているのに、なぜ私も含めて人はギャンブルをするのか。考えてみました。

 

・・・

 

遊び。何をするにも金がかかります。ドライブ、テーマパーク、ボウリング、映画、音楽鑑賞など。そしてパチンコと競馬です。どの遊びも平均して1万円かかるとします。

 

ギャンブル以外は使ったお金は戻ってきません。しかし、パチンコは運が良ければ(腕が良ければ?)戻ってきます。ある日は2万円戻ってくることもありますが、長い目で見て平均すれば8500円くらいでしょう。私たちお客はこう考えます。「どの遊びでも1万円かかる。とすれば8500円戻ってくれば上々」 「1日1500円で遊んでいられれば良し」。競馬も同じです。1万円財布に入れて競馬場へ行き、帰る時に5000円残っていれば上々。5000円で1日遊べ、食堂でドテ丼が喰えたのですから。

とはいえ、もう止めよう。反省。

 

ギャンブルの経済学でした。

 

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