EU は2030年に温室効果ガスを1990年比55%削減するという目標 「Fit for 55」 を発表しました。それによると、2035年に新車で販売される乗用車及び小型商用車をすべてゼロエミッション車にする。ハイブリッド車もプラグインハイブリッド車もダメ。内燃機関を持つ新車はEU域内で販売できなくなる、ということです。
ご英断ですが、少々疑問があります。
・電気自動車の動力源である電力はゼロエミッションなのか
・電池を作るのにどれほどの環境負荷があるのか
もちろんそんなこと計算に入れたうえでの決断でしょう。
最新のニュースによると、トヨタは世界での新車販売がVWを抜いて1位になったようです。ハイブリッドもプラグインハイブリッドもトヨタのお家芸です。もしかしたら 「トヨタ憎し」 の感情が背景にあるのかな。
8月6日追記
米国も大統領令を出しました。
「2030年に電動車比率50%とする。
電動車は EV FCV PHEV とし、HV は除外。」
米国は現在、大排気量のガソリン車を買う人が多く、電動車のシェアは2%ほど。
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