「性」 と書くと、なんだかいやらしくなるのでカナを振りました。
先日の東池袋での車暴走事故についてです。事故を起こしたのは元工業技術院院長です。裁判が開かれ、席上、弁護士は加害者の主張を代弁して
「ブレーキを踏んだのに加速した。古い車で電子部品のトラブルではないか」
「ブレーキを踏んでいることを目視で確認した」
と言っています。
あきれました。工業技術院院長と言えば技術については詳しいはず。
自動車のブレーキシステムが簡単に壊れると思っているのか。車は安全優先で作られています。仮に故障でエンジンが止まってもブレーキは効くように作られています。
無理な主張です。自分の非を認めたくない。偉い立場だった人は現役時代、ふんぞり返り、部下にかしづかれていたのでしょう。こうなっちゃうのかな。
元工業技術院院長なのにトヨタをはじめ自動車業界全てを敵に回してでも自分の罪を認めない。「上級国民」 の性（さが）を見た思いです。
悲しいことです。
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