「強行採決」 という茶番劇

 

国会でまた強行採決が行われました。

年金改革法案についてです。

 

・・・

 

強行採決について考えてみました。

 

国会議員は選挙で選ばれます。現在、衆参両院とも与党・自民党公明党で過半数を占めています。採決をすればどんな法案も成立します。

 

ところが採決するには野党の同意を得るという慣例があります。

野党の同意を得ずに採決すると 「強行採決」 といって、野党はヘソを曲げ、マスコミは叩きます。

 

つまり与党が多数なのに、蓮舫さんたちが 「うん」 と言わなければ法案は通りません。そんなのおかしいだろう、というのを通り越して選挙結果という民意を無視していることになりませんか。

 

 

(野党の立場で考えてみると)

与党が多数だから、この法案が成立するのを阻止できない。しかし我々は反対だし、支援者に顔向けができない。

 

そこで、あくまで採決には同意しないで、与党の強行採決を誘う。そして委員長席に詰め寄って暴れる。それをテレビで撮ってもらって 「我々はこんなに抵抗したけど、与党の横暴に負けた」 と言い訳の材料にする。

 

聞くところによると、「今日は強行採決が行われる」 と聞くと、野党の若手議員は破れてもいい古い背広を着ていくんだそうです。

 

 

なんだ。強行採決さえも打ち合わせの上でやられるんだ。

ふん。茶番劇。

 

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