ミヤンマーの総選挙で野党・国民民主連盟(NLD)が圧勝し、政権交代が実現する見通しとなりました。
ところが、党首のアウン・サン・スー・チー氏は憲法の規定によって大統領になれません。(*)
そんな中、スーチーさんの発言が伝えられています。
「次期大統領に何の権限もない。私が全てを決定する」
私はスーチーさんを誤解していたのかもしれません。
イギリスで教育を受けたこと。長い軟禁生活に耐えたこと。国民から慕われていること。そういう情報から、彼女は崇高な人格者なのかと思い込んでいました。
日本的な人格者なら、(そう思っていても)上記のような発言はしないでしょう。
ミヤンマーの国民性。自分の人気で選挙に勝った責任。
それらが言わせたのでしょうけど。
(*)
外国籍の子女が居る人は大統領になれない、という規定があるそうです。
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