生ごみ処理機についてのうんちく

 

生ごみ処理機は家庭から出る生ごみを減らす環境にやさしい商品です。

 

生ゴミ処理機は大別すると2種類に分かれます。その違いは?

・生ごみ発酵機

 生ごみをかき回すためにゆっくり回る羽根と発酵を促進させるための加熱装置

・生ごみ乾燥機

 ゆっくり回る羽根と乾燥させるための加熱装置

 

つまり、同じです。

 

生ごみは自重の何倍もの水分を含んでいますから、乾燥させるだけで量は激減します。発酵させれば理論的には無くなりますが、長時間かかります。途中で取り出します。

 

どちらも数日すればサラサラの粉状になります。庭先の花壇やプランターに入れれば有機肥料になります。

 

ところで、「発酵」 と 「腐敗」 の違いは?

発酵・・・特定の材料を餌にして特定の微生物を繁殖させる。

     例えば、米とアルコール発酵菌 → 日本酒

腐敗・・・いろいろな食糧を餌にして雑多な微生物が繁殖すること。腐る。

 

こういう意味では「生ごみ発酵機」 は 「生ごみ腐敗機」 と呼んだ方が正確です。イメージが悪いから 「発酵」 という言葉を使っているのでしょう。

 

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