中国の経済成長減速が明らかになってきました。
3月に開かれた全国人民代表大会では李克強首相が演説の中で 「新常態」 という言葉を使い、経済減速下での安定を強調しました。経済成長を量から質へ、というわけです。
経済成長目標を7%としました。実績は2014年10~12月の実質GDP成長率が+7.3%、2014年年間で+7.4% と発表されています。
しかしその数字は信頼できない、というのが大方の見方です。
そこで現実に近い成長率指標として 「李克強指数」 というのが提唱されています。
電力消費量 鉄道輸送量 銀行融資 を指標にして推計したものです。
その李克強指数は昨年は前年比+6%弱と公表されています。
これも中国政府が発表した数字なので、信頼できるのでしょうか?
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