福島第一原発の放射能漏れについて、私は
「大したことは無い」 とか
「関係者のご努力に敬意」 とか
書いていますが、実は大変心を痛めています。
最近も台風26号による大雨で汚染水が外洋に漏れているようです。
そりゃあ、あの大雨。そして地形を見ていると敷地外からも流れ込んで
くるようで、全部敷地内に溜めておくのは無理でしょう。
さて、どの程度の汚染だったのか。
報道によると、ストロンチウム90が放射線濃度710ベクレル。
流出した水量は不明。
私が調べられる範囲はこれくらい。
710ベクレルというのは・・・
飲料水の基準値が10ベクレル。その71倍。それが外洋に拡散すれば
問題なし。よく水質問題でたとえ話にされる 「プールに目薬1滴」
ってやつ。つまり、検出できないほど低濃度、っていうこと。
つでに、最近騒がれているトリチウムについて。
トリチウムは日本語で「三重水素」。水素(H)の質量が重いやつ。
水(H2O)の水素(H)の一つと置き換わった状態で存在します。
宇宙から来る放射線の作用で、自然界でも生成します。
シーベルトに換算すると、小さな値になります。
半減期は12.3年。
これまた、マスコミが騒ぐほどの問題は無い。
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