名古屋は喫茶店のモーニングサービスが有名です。
（ご存じない人にご紹介しますと、コーヒー１杯の値段で
トースト、卵、サラダなどが付くものです。朝の時間限定で）
先日（１０月１３日）の中日新聞１面トップに
「モーニング ピンチ」
とありました。
この記事は
「消費税増税で喫茶店の食材の仕入れ価格が上がり、
モーニングサービスが出来なくなる。」
というものです。
この記事、一見すると納得しそうですが、よく考えると、
「違うんじゃないの？」 です。
この記事を書いた記者さんは消費税の仕組みを理解していない
ように思います。
もちろん喫茶店としては消費税分はコーヒー代に上乗せしなければ
なりませんが、食材にかかっていた消費税は差し引いて納税
すれば良いわけです。
「消費税のおかげで食材が値上がりして、モーニングサービス
ができなくなる」
というのは間違いです。
ただし、燃料高や円安の影響でコーヒ豆や食材の（消費税じゃ
なくて）原価が値上がりしています。コーヒー代の値上げは
やむを得ないでしょう。
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