ノートルダム大聖堂 火災

 

4月15日午後、パリにあるノートルダム大聖堂が火災を起こし焼失しました。

意外だったのは、あの建物が木造だったこと。てっきり石造りだと思っていました。

 

・・・

 

先週末のニュースショーで、ある一人のコメンテーターが

「フランス国内の混乱を象徴する出来事だ」 って。

他のコメンテーターが

「悲しい出来事」 「お見舞いします」 

と言っていたのに対して、無慈悲なお言葉。気になりました。

 

ロシアは何をやったんだろう

 

先の米・大統領選挙にロシアが介入した疑惑について調査結果が公表されました。

「介入が有った証拠はない」

 

ところが 「証拠が掴めなかっただけで介入はあっただろう」 との根強い反対論が残っています。

 

仮に、トランプ氏と共謀してロシアの介入が有ったとして、ロシアは何をやったのだろう? そんな疑問を抱きます。

考えられるのは、ネットへ対立候補クリントン女史の悪口をあること無いこと拡散したことくらい。私の知識ではそれくらいしか思い当たりません。

資金援助? 米国大統領選挙ではお金が寄付されるのは違法ではありません。

 

ネットでの悪口? それで有権者(この場合、各地の代議員)に大きな影響が与えられるとは思いません。皆さんガチガチの共和党または民主党の支持者ですから。

 

消費税増税延期か?

 

私は以前から、「消費税増税は延期すべき」 と思っていました。

世界各国が景気下支えのため金融緩和策を採ろうとしているのに、日本だけ増税

 

そうおもっていたら、政権幹部が延期を匂わせました。

萩生田幹事長代行が 「6月の日銀短観の結果次第で延期は有り得る」 としました。

 

幹事長代行という微妙な立場の人の発言です。観測気球? 失言?

 

・・・

 

興味があるのは、延期提案した場合の、「何でも反対・野党」 と 「軽減税率という特権を得ている新聞」 の反応です。

 

立憲民主党福山哲郎幹事長

増税延期は私たちがかねてから主張しており、当然だ」

 

中日新聞

「景気が下降するおそれがあり、国民の一定の理解が得られる」

「実施を前提とした予算が成立しており、国民の不信感が高まる」

と両論併記。

 

なるほど。

 

 

新電力の生き方が好きになれない

(この記事で、従来から有った全国の9電力会社を 「旧電力」 新しく電力小売りを始めた会社を 「新電力」 とします)

 

私は新電力の生き方が好きではありません。

旧電力の発電所から必要なだけ電気を買い、旧電力の送電網を利用し、停電、電力不足などトラブルが起きれば旧電力の援助を受ける、そして旧電力より少しだけ電気料金を安くして顧客を奪う、そんな生き方です。(*)

 

いわば、おんぶされた子供が後ろから親の頭を叩いている状況です 。

旧電力は 「悪ガキ」 に頭を叩かれながら黙っているわけです。

もちろん改正電気事業法(小売り自由化など)に沿ったやり方ですから文句は言えません。

 

東京電力けしからん」 の世論が電気事業法の改正を後押ししました。

 

・・・

 

今朝の新聞によると、 

中部電力は新電力会社 「丸紅伊那みらいでんき」 へ出資することになりました。

出資比率は、丸紅56%、中部電力34%、伊那市10%、です。

 

出資比率34%といえば経営に影響力を持てる比率です。

旧電力の反撃が始まったようです。

 

 

(*)

新電力の中には 「電源を再生可能エネルギーに絞る」 とのキャッチフレーズをうたっているところもありますが、それで電気料金を安くすることは出来ないでしょう。

 

放射線量

 

昨日のニュースによると

韓国が行っている日本の水産物福島県ほか産)輸入禁止について、WTOは 「妥当」 との判決を出しました。

 

一方、日本政府は4月10日で大熊町の避難指示を一部地域で解除しました。

 

どちらのニュースも福島原発による放射線量に関係した出来事です。

 

・・・

 

ここで改めて放射線量の現状を見てみました。

 

その前に、避難指示の基準は

 1.帰還困難区域

   5年経っても20mmcv/年を下回らない見込み

 2.居準制限区域

   20mmcv/年を超える恐れがある

 3.避難指示解除準備区域

   20mmcv/年以下になるとみなされた

 

今回避難指示が解除されたのは大熊町のうち大河原地区と中屋敷地区。

  まだ(上記1.)には大熊町南相馬市富岡町飯館村葛尾村が残ります。

 

解除された2地区は、原子力規制委員会が設置しているモニタリングポストによる数値はどちらも0.1μsv/時(=0.876mmsv/年)以下になっています。(*)

 

モニタリングポストの数値を見ているとまだ7μsv/時を超えている地域があります。不思議なのは福島第一原発に近い所が高いとは限らないこと。除染作業の行われている所と行われていない所の違いなのでしょうか

 

 ・・・

 

さて、上記の水産物輸入禁止措置ですが、放射性物質は海に入れば大量の海水で薄められ、測定限界以下になっているはずです。なのに水産物の輸入制限? 

世界の見る目はこうなんでしょう。従うしかないです。

 

・・・

 

(*)

国の安全基準は 

  一般人 1mmsv/年(1000μsv/年)
  放射線の仕事に携わる人 20mmsv/年

 

下関北九州道路

 

塚田元国土交通副大臣の 「忖度発言」 で有名になった下関と北九州を結ぶ道路。

下関ー北九州といえば、先ず思い出すのは関門トンネル(国道2号線)。そして海峡の上を通っている高速道路用の関門橋山陽本線は海峡のほぼ中央部を通っています。

 

他にまだ必要なの? と思って検索してみました。

 

関門海峡は東西に長い海峡です。幅は19kmと言われています。従来の関門トンネル関門橋は海峡の東寄りにあります。西寄りの北九州寄りは工業地帯です。地元では以前から 「下関北九州道路」 として建設が要望されています。

 

そうだったのか。塚田元大臣の発言で有名になりました。そして実現が遠のいたように思われます。

 

こいつ、アホ?

 

世論調査 あてにならないもんだ

 

共同通信社が実施した世論調査RDD)の結果が出ていました。

  新元号に好感が持てるか  持てる  73.7%

               持てない 15.7%

これは良いんですが

  内閣支持率  支持  52.8% ← 前回 43.3%

        不支持  32.4% ← 前回 40.9%

 えっ? どうして。

 

・・・

 

前回・3月調査より内閣支持率が上昇しています。

思い返してみましたが、内閣関連でこの1か月間に支持率に影響を与えるような出来事は無かったと思います。せいぜい自民党総裁4選が取りざたされていることくらい。しかしこれは支持率低下要因でしょう。

 

まして実施したのが共同通信社。ここの世論調査内閣支持率が低く出る傾向があります。(*)

それなのに、なぜ上昇?。

 

そんなことを考えると、世論調査での内閣支持率なんてあてにならない。調査対象者の気分次第。もっとも世論調査ってそういうもんですけど。

 

 

(*)

新聞社によって世論調査の結果に一定の傾向がでるのはおかしいですけど、毎回そうなっています。

 

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