放射線量

 

昨日のニュースによると

韓国が行っている日本の水産物福島県ほか産)輸入禁止について、WTOは 「妥当」 との判決を出しました。

 

一方、日本政府は4月10日で大熊町の避難指示を一部地域で解除しました。

 

どちらのニュースも福島原発による放射線量に関係した出来事です。

 

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ここで改めて放射線量の現状を見てみました。

 

その前に、避難指示の基準は

 1.帰還困難区域

   5年経っても20mmcv/年を下回らない見込み

 2.居準制限区域

   20mmcv/年を超える恐れがある

 3.避難指示解除準備区域

   20mmcv/年以下になるとみなされた

 

今回避難指示が解除されたのは大熊町のうち大河原地区と中屋敷地区。

  まだ(上記1.)には大熊町南相馬市富岡町飯館村葛尾村が残ります。

 

解除された2地区は、原子力規制委員会が設置しているモニタリングポストによる数値はどちらも0.1μsv/時(=0.876mmsv/年)以下になっています。(*)

 

モニタリングポストの数値を見ているとまだ7μsv/時を超えている地域があります。不思議なのは福島第一原発に近い所が高いとは限らないこと。除染作業の行われている所と行われていない所の違いなのでしょうか

 

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さて、上記の水産物輸入禁止措置ですが、放射性物質は海に入れば大量の海水で薄められ、測定限界以下になっているはずです。なのに水産物の輸入制限? 

世界の見る目はこうなんでしょう。従うしかないです。

 

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(*)

国の安全基準は 

  一般人 1mmsv/年(1000μsv/年)
  放射線の仕事に携わる人 20mmsv/年

 

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