検察庁法改正案

 

政府が提案している検察庁法改正案(検察官の定年を65歳に延長する)について反対論が盛り上がっています。

反対の理由は 「黒川氏の定年延長を先に閣議で決め、検察官の定年延長を後追いで決めるのは安倍首相の我田引水だ」 というもの。

別途、国家公務員法改正案(国家公務員の定年を65歳に延長する)も用意されています。これが決まれば地方公務員も追随するでしょう。

 

現状は検察官も国家公務員も60歳定年です。民間企業には政府から定年延長が要請されており、現実に65歳定年を実現している企業も多くなりました。もっとも公務員のうち幹部は定年後 「天下り」 という実質的な定年延長が実現されています。偉い人だけ。

 

民間企業並みに公務員も定年延長するということ。そんなに悪い事でしょうか。反対理由を聞いていると黒川さんの件だけ。

こういうのを 「木を見て森を見ず」 って言うんだよ。

 

訂正

国家公務員の定年は現在63歳だそうです。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加