法的手続きはどうして遅いのでしょう

 

私がよく行くショッピングセンターの入り口・ロビーの奥に書店がありました。ある日気づくと閉鎖されています。張り紙があり、問い合わせ先として弁護士事務所の名前が書いてあります。

たぶん破産したのでしょう。日付を見ると昨年11月末のことです。

 

ショッピングセンターの入り口の目立つところが閉鎖されていて異様です。なんの動きも無く、もうじき4か月になります。

センター全体にも悪い影響が出ているでしょう。どうしてもっと早く何とかできないのか?

 

破産手続きについて調べてみました。

ある会社が資金繰りに窮し、破産したとします。その手続きは

① 裁判所に破産の申し立て

② 裁判所が破産手続き開始決定 破産管財人の選定

③ 会社の資産は破産管財人の管理下になる 債権者による資産処分は禁止される

④ 債権者は債権を届け出る

⑤ 債権者集会

⑥ 破産管財人から債権者へ配当

⑦ 裁判所が破産手続終結決定

 

上記書店はたぶん現在③~④の段階でしょう。

債権者の届け出、債権者集会、と時間がかかるのは判りました。

ただの通行人の感想でした。

 

しかし、ニュースを見ていると他の事件でも裁判が始まっても遅々として進まないことが多いように感じます。その事情は? また暇なときに調べてみます。

 

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