予算委員会という茶番

 

来年度予算が衆議院を通過しました。

昨日から参院予算委員会です。

 

失礼ながら与野党含めて国会議員の皆さんは予算案全体の可否を判断できる人は居ません。たぶん。せいぜい自分の専門分野への予算配分を 「多いの少ないの」 言うだけ。イヤ、「多い」 と言う人は居ず、「少ない、もっとよこせ」 だけです。

 

衆院予算委員会を見ていると、そんな予算配分の議論さえ無く、統計不正問題ばかり。そして採決が近付くと野党は大臣の不信任決議案を出して抵抗するだけ。

 

オマエら予算委員会の委員だろ。ちゃんと予算審議をやれよ。

そういうとこんな言い訳が聞こえてきます。

予算委員会は総理以下全大臣が出席するから他の議論もするんだ。

・不正を追及するのは予算の執行状況に異議を唱えているんだ。

 (予算執行を監督するのは決算委員会が別にあります)

 

予算案が国会を通らなければ何が起こるか? 

米国を見ていれば判ります。政府機関の閉鎖とか政府支出の停止とか。国民生活が混乱します。その米国もゴタゴタは1週間ほどで、与野党折り合って終息します。

 

まあ、議論をすることは良いですが、大臣や委員長の不信任案を連発して本会議を夜中まで遅らせるのは良くないと思いますよ。

 

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