米国・トランプ大統領は昨日(5月8日)イランとの核合意を離脱する、と表明しました。イラン核合意とは、イランが核開発を止める見返りに経済制裁を解除する。というもの。
その核合意を破棄されれば
・イランは核開発を再開する
・イランへの経済制裁を行う
ということ。
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昔から行われているパターンですが、原油価格が低迷すると 「誰か」 が中東でもめ事を起こして原油価格を高騰させるのです。原油価格が下がると産油国や国際石油メジャー企業が儲からないからです。
中東にはもめ事のタネがいっぱいあります。「誰か」 がそのタネの一つをちょこっとつつくだけでいいのです。今度はその 「誰か」 がトランプ大統領になりました。
実はタネつつきは2度目です。1度目は 「在イスラエル米国大使館をエルサレムに移す」 でした。しかし、周辺国の大人の対応で大騒ぎになりませんでした。
それなら 「これでどうだ」 です。
原油価格が上昇して喜ぶのは
・米国内のシェールオイル開発会社
・サウジアラビアなど産油諸国。ロシアも。
・国際石油メジャー企業
原油価格の上昇は日本にとっては悪い材料です。要注意。
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