南沙諸島（英語名・スプラトゥリー諸島）を中国が勝手に埋め立てを進めています。中国の横暴です。その会議の中で各国から懸念が示されました。
米国・カーター国防長官は中国に「埋め立て即時中止」 を訴え
日・豪・防衛相は 「深刻な懸念」 を表明しました。
対して中国・孫・人民解放軍副参謀長は 「正当かつ合法だ」 「挑発的な発言に反対する」 としました。
あらためて南沙諸島について
フィリピンとベトナム、ブルネイに囲まれた海域です。はるか北には中国がありますが。中国、台湾、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイが領有権を主張しています。日本にとっては中東の原油を積んだタンカーの航路になっています。
中国による南沙諸島の埋め立ては以前から問題になっていましたが、日本のマスコミは報道していませんでした。中国と新聞各社との報道協定が在るためでしょう。
しかし、ここで問題が表面化した意義は大きい。
孫氏の発言を聞く限りでは、中国は埋め立てを強行するようです。
記事を見ていて気付いたことがあります。
上記発言者の肩書を見て思います。日、米、豪は防衛部門の大臣が出席。対して中国は副参謀長。一段下位の人を出してきています。少しは負い目を感じているのかな？
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