報道は正確に

 

細かいことで恐縮ですが、ちょっと気になったので。

森友、決済文書書き換え事件、けしからんことです。

 

ところが報道でこんな表現が出てきました。

「佐川(当時)理財局長が原案の再考を部下に指示した」

 

それ本当?

 

今まで報道で聞いてきたのは、

「偉い人のハンコもそろった成文を書き換えた」

と受け取れる表現です。

 

上記のように 「原案」 を書き換えたのなら、特に罪はないでしょう。推敲(すいこう)の段階なんだから。

 

でも財務省内で麻生大臣はじめ何人かが処分されたそうですから、書き換えたのは 「成文」 なんでしょう。

「原案」 なのか 「成文」 なのか、ちゃんと報道してください。

 

不思議なCM

 

私は通勤途上の車の中で民放ラジオを聞いています。流れるコマーシャルで、聞き飽きたものとか、秀逸なものとか、興味は尽きません。

 

最近、不思議なコマーシャルが流れています。

演歌調の歌で、歌詞は

「とっても不思議なスポーツ」 「誰が考えたのか」

言っているのはそれだけ。どんなスポーツか、スポンサーはどんな団体か、何も言いません。

 

興味を引きます。

ネットで 「不思議なスポーツ」 で検索しても出てきません。

 

あれ、何なんだろう?

CM 第2弾で説明するつもりなのでしょうか。興味を引いておいて後から宣伝する、だとしたらスポンサーの作戦勝ち。

 

アレ何なのか、ご存知の人が居たら教えてください。

 

5月末

 

5月も終わりです。

 

経済指標を書き残しておきます。
日経平均株価 5月31日(金)終値
        22201.82円  

為替        
  1ドル = 108.73円                    
  1ドル =  6.402元                   
  1ユーロ= 126.95円                       
  1元  = 16.975円                         
  1ウオン=0.0.1008円                
  1レアル= 29.191円                         
  1ルピー=  1.611円」                      
  1ポンド= 144.69円      

 

米国・トランプ大統領は中東を刺激する引き金を2つも引きました。(米国大使館のエルサレム移転とイラン核合意離脱)

効果が出て、原油価格は少しづつ上昇しています。

 

イタリア政局が混迷しています。(昨日の記事参照)

米国長期金利高でドルがジリジリ高くなり円安が進んでいましたが、イタリア政局のせいで昨日から急にドル安、ユーロ安になっています。

 

日本企業の3月期決算が出そろいました。あいかわらず好調。

GDPこの1~3月マイナス成長でした。原油はジリ高。

 

悲喜交々(こもごも)。株価はこの先どうなるんでしょう。

 

ガソリン価格

 

資源エネルギー庁が調査した28日のガソリン価格は1リットル当たり151円ちょうどでした。3年5か月ぶりの高値、ということで、新聞にも大きく取り上げられています。

 

久しぶりにガソリンコストの計算をし直しました。

関係指標

  ドバイ原油 73.60ドル/バーレル(昨日値)

  為替 1ドル=108.72円(昨日相場)

  1バーレル≒159リットル

上記より原油輸入コスト 50.33円/リットル

精製、流通コスト 43円/リットル

税金 56.34円

合計するとガソリンコストは 149.67円/リットル

 

関連指標は昨日のもので、このコストが反映されるのはしばらく後。

 

原油価格は中東情勢が不安定なことから上がっています。しかし、米国・シェールオイルの存在が上値を抑えるでしょうから、これ以上はあまり上がらないでしょう。

 

ガソリン価格はこれがピークでしょう。わからんけど。

 

イタリア 政局

 

イタリアの政局が混乱し、国債が急落しています。引きずられてユーロも安くなっています。イタリア国債が売られ、長期金利は一時3.4%になりました。

 

3月に行われた総選挙で過半数を取った政党無く、連立協議が続いていました。

選挙結果は

  第1党が 「五つ星運動」(インターネットを中心にしたポピュリズム政党)

  第2党が 「同盟」(右派・反EU

  第3党が 「中道左派連合」

 

マッタレッラ大統領が元IMF高官・親EU派のコッタレリ氏を首相に指名し、中立的な暫定内閣を主導しました。(イタリアでは首相と閣僚の任命権は大統領にある) しかし各党は従わない様子。9月に再選挙が実施される見通しです。

 

・・・

 

私は時々経済指標を書き残しています。このイタリア政局は経済に重大な影響を及ぼしていますので前もって書いておきます。

 

 

追記

大統領が首相に再指名したコンテ氏を 「五つ星運動」 と 「同盟」 は同意しました。当面、ユーロ圏離脱は無くなりました。

 

痴漢に間違われたわけ

 

私はコーヒーが好きでよく喫茶店に行きます。

先日もスターバックスへ行きました。この日は結構混んでいて、レジにも商品受け取り口にも行列ができていました。

 

コーヒーを受け取り、店内で飲みながら行列を観察していてあることに気づきました。

それは、最近の若者は並ぶとき前の人との間隔を広くとることです。目測では1メートル以上、前に手を延ばしてもまったく届かない程度に。

 

そうか!

 

以前、コンビニのレジに並んだ時、前の若い女性に痴漢と間違われて睨まれました。

触らない痴漢 - 如是我考

その時は何がいけなかったのか判らず戸惑っていました。

 

その訳がやっと判りました。私が前の女性との間隔を詰め過ぎていたのです。

でも、昔のおじさんはもっと酷かった。間隔を詰めて酷い人は押してきたものです。

 

というわけで、痴漢に間違われた理由が判ってすっきり。

 

また強行採決

 

働き方改革関連法案。衆院厚生労働委員会は野党が抵抗する中、採決を行い、可決されました。

 

野党もマスコミも 「強行採決だ」 と怒っています。

しかし私は思います。与党が過半数を占める議会で、野党の了解を取らなければ採決できない、などというのは間違っている。堂々と採決し、賛成多数で可決すればいい。

 

野党も選挙で負けていることを素直に認めるべきです。

そして反対なら、委員長席で暴れることなどしないで、反対論を国民に説明すべきです。

 

・・・

 

この法案、高度プロフェッショナル制度の創設については、政府に批判的なマスコミや評論家も価値を認めています。反対するのは高度プロフェッショナルの適用範囲をなし崩し的に広げていく恐れがあるから、という点だけ。

 

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