全電源 自然エネルギーに?

 

今朝(5月13日)の中日新聞1面に小泉純一郎さんの意見が載っていました。

「小泉元首相に聞く」

原発支援のカネ向ければ 全電源 自然エネにできる」

 

3面にもインタビューの詳細が載っています。中日新聞さんよほど書く記事が無くてお困りだったようです。

 

改めて自然エネルギーの現状を見直しました。

(以下に書くのは電力量ではなく瞬間的な出力)

  日本に必要な電力は約1億kw

  原発が全部稼働すると約4000kw

自然エネルギーは民間各社で頑張っていますが(昨年の実績)

  太陽光発電   500万kw
  風力発電    300万kw
  バイオマス発電 400万kw

かなり、というかメチャクチャ頑張らないといけません。

 

自然エネルギーに対する私の疑問
・太陽光は高コスト。電力料金に 「賦課金」 として跳ね返ってきます。

 小泉さんの言うように民間へ補助金を出してやらせるのは正しいか。
バイオマス発電:国産のバイオマス燃料ではとても足りない。

 輸入バイオマスで発電することが日本にとって有益か。
・風力や小水力ではとても間に合わない。

 

余談でしょうが、小泉さんは次の総理に河野太郎さんを推しています。

 

・・・

 

小泉さんと言えば、郵政民営化。国民の圧倒的支持を受けて成し遂げました。

郵便事業を公務員がやってはいては非効率

郵便貯金簡保の積立金を有効に利用しよう

という理由を挙げていました。

 

現在、観光地や人の集まる場所へ臨時の屋台を出して郵便局の職員が切手やハガキを売っています。私はそれを横目で見ながら、あれで国民は幸せになったのだろうか? と疑問に思っています。

 

小泉さんは国民の意向を取り込んで発信することが上手な人。

でも、それでいいのか。

 

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