核兵器 持ってるふり

 

海外各国は日本の核武装を心配しているようです。

 

「日本の技術力なら核兵器は簡単に作ってしまう」 そう思われている。ただし原料にプルトニウムが必要。

 

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1960年代に高速増殖炉を研究するために米、英からプルトニウムが提供されました。最近、米国から 「返せ」 と言われて、返します。その量は331kg。

米国には放射性廃棄物の再処理工場も最終処分場も在るのだそうです。

 

ところがまだ日本には原発廃棄物としての48tのプルトニウムが残ります。

プルトニウムは有る。技術はある。しかし日本政府は 「核武装の意図はない」 と言っています。

 

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私は思います。

世界平和は微妙な軍事バランスの均衡で保たれています。悲しいけれどそれが現実です。 良い例が南シナ海。フィリピンから米軍基地が無くなった途端、中国が進出しました。

 

「抑止力」 が重要です。

 

日本は 「核兵器を持っているかもしれない」 と外国に思わせておく方が、大きな抑止力になります。自衛隊の隊員を増やしたり、兵器の増強をするより効果的でしょう。

 

「原爆を作るには核実験が必要」 というのは、技術の未熟な国のこと。作ってみて 「本当に爆発するかな?」 という実験が必要なわけです。 日本のような技術の進んだ国では実験しなくても核兵器は作れます。

 

政府・関係者は 「持っていない」 と繰り返していれば良いのです。

 

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