原油価格が底を打ったまま上がってきません。
原油価格の代表的な指標は 「WTI 先物」 と呼ばれています。West Texas Intermediate の略で、米国テキサス州で産出される原油のニューヨーク・マーカンタイル取引所の先物市場での価格です。
そのWTI はちょっと前まで１バーレル１００ドル前後だったものが、現在５０ドル弱。落ち込んだまま上がってきません。
原発が止まっていて火力発電に頼らなくてはならない日本にとって大変ありがたいことですが、なぜ上がらないんだろう、と考えます。
原油価格の動きには一定のパターンがありました。原油価格が下がると中東で何か紛争が起こり 「供給不安」 といって価格が上がります。上がりすぎて需要が減るとなぜか紛争が収まり価格が下がります。
中東では現在 あちこちで紛争が起きています。IS（イスラム国）が猛威を振るっていますし、サウジアラビアがイエメン空爆を始めました。
それなのになぜ原油価格が上がらない？
為替でも疑問があります。
日本は経済が回復基調にあり、株は上がっているのに円は安値になったまま。一方韓国は経済が厳しいのにウオン高になったまま。
なぜなんだろう？
私の知識では測れない経済についての疑問です。
・・・っていうか予測ができれば誰も苦労はしませんよね。
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