大塚家具 父娘ケンカは終わりましたが

 

大塚家具で、父(前社長)と娘(現社長)が経営方針を巡って対立していました。

「娘は性格が父に似る」 といいます。お二人とも頑固者なんだろうな。

対立は株主総会へ持ち込まれ、株主票の争奪戦の末、およそ6:4で娘(現社長)が勝ちました。

 

父はご高齢でいずれ引退する立場。まあ妥当な結果です。

 

改めて両者の主張を見てみます

前社長:来店者に名前等を登録してもらって、会員制・高級路線。

現社長:お客には自由に入店してもらう、大衆化路線。

 

現社長は、勝ったもののこの先は苦労されるんじゃないかな。

 

家具業界ってきっと大変なんだよな。

新設住宅着工が減っているうえにビルトイン家具が増えている → 家具が売れない。

 

そんな中、大衆化路線って、イケア や ニトリ と競争していくのはきついよなー。久美子社長、がんばってください。

 

私も経営者の端くれとして、考えさせられる事件です。

 

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