最近の車は 「スマートキー」 仕様になっています。ドアの施錠、解錠はドアノブに触れるだけ。エンジンをかけるのもキーをひねるのではなくプッシュボタンを押すだけ。
その原理は
キーから常時微弱な電波が出ていて、キーを持って自分の車に近づくと 「持ち主が来た」 と車が認識し、ドアが開くしエンジンも始動できるわけです。
私はいつも思っています。これって便利かな?
従来のキーをひねる方式ならエンジン始動は3段階になっています。
アクセサリーオン → エンジンオン → スターターオン
それがスマートキー方式では
1回ボタンを押すだけ
それはいいんですが アクセサリーオン つまりエンジンを切ってラジオだけ聞いていたいときどうするか? ややこしい。
それにこんな時どうするか
・エンジンの調子が悪く、始動に失敗したときどうなるか
・キーの電池が切れたときどうするか
こう考えるとスマートキーって本当に便利かな。疑問に思っています。
・・・
そんなことを考えていたら、スマートキーの特性を悪用した自動車泥棒が現れたそうです。
「リレーアタック」 という装置を使います。
スマートキーから常時出ている微弱な電波を、持ち主とすれ違う一瞬でコピー、盗用する装置です。
対策が難しい。自動車メーカーも困っているそうです。
でも対策は簡単です。以前の 「ひねるキー」 に戻すだけ。
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