CRB指数(国際商品指数)が下がっています。
そりゃあ原因は原油価格の下落だろう、と想像はつきます。
ところで、CRB指数ってなに。
米国と英国の商品先物取引所での取引価格から算出される指数です。
正式には「トムソン・ロイター・コアコモディティーCRB指数(Thomson Reuters/CoreCommodity CRB Index)」といいます。
CRB指数の構成品目
エネルギー関連:原油(WTI)、暖房油、無鉛ガソリン、天然ガス、
貴金属・鉱物関連:金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、
農産物・食品関連:小麦、大豆、トウコロモシ、綿花、砂糖、ココア、コーヒー、
オレンジジュース、
畜産関連:生牛(Live Cattle)、豚肉赤身(Lean Hog)
の19品目となっています。
ドル建て 1967年を100とした指数です。
昨年の9月頃290だったものが下がり始め、現在(8月4日)約200です。
日銀は物価上昇目標を2%としていますが、原油価格などこのCRB指数が下がっているため、実現は難しそうです。
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