興味深いニュースが伝わってきました。
ギリシャがドイツに対して、
「第二次大戦中にナチスドイツがギリシャを占領し多くの財産を奪った」
として賠償を要求しています。その額は2780億ユーロ(約36兆円)。
対してドイツは 「戦後の賠償問題は政治的・法的に解決した」 としています。
事情はわかります。
ギリシャは財政がひっ迫していて国債の償還が難しくなっています。
EU は 「ギリシャが緊縮財政を実施するのを条件に財政支援をする用意がある。」
と言っていますが、ギリシャは先の選挙で緊縮財政に反対する大統領が政権を取りました。
ギリシャはいろいろの理由を考えて何とかお金が欲しい、それが本音でしょう。
しかし思います。戦後70年、まだ戦時賠償請求権が残っているのでしょうか。
日本にも参考になる事柄です。韓国、中国の人たちが日本企業に対して戦時賠償を求める訴訟が起きています。
成り行きが注目されます。
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