電話世論調査の方法はこれで良いのか

 

先週末、共同通信社が全国電話世論調査を実施しました。

おもな結果は次の通り。

 

内閣支持率

  支持  54.7%

  不支持 32.5%

集団的自衛権憲法解釈変更

  賛成 34.5%

  反対 48.1%

消費税率10%へ

  賛成 38.8%

  反対 56.6%

 

まあ予想の範囲内ですが、内閣支持率が意外に高かった。

 

 

それよりも思ったのは、調査方法はこれで良いのか?

ということです。それは質問内容を読んだ時です。

 

質問が長い。そして全12問。たとえば一番長い質問はこの

第5問。

 

第5問

  日本と密接な関係にある国が武力攻撃を受けたとき、日本が

  攻撃されたとみなし一緒に反撃する権利を「集団的自衛権

  と言います。これまで政府は「憲法解釈上、行使できない」

  としてきましたが、安倍晋三首相は行使を容認する方向を

  示して検討するよう政府、与党に支持しました。あなたは、

  首相の考えに賛成ですか、反対ですか。

 

 

休日に突然電話がかかってきて、こんなのを全12問聞かされるわけ

で、イヤになっちゃう。アンケートの返答などいい加減になりそう。

 

アンケートの方法を考えましょう。Net の普及した現代なんだから。

地デジテレビの双方向性も利用できそうだし。

 

でも Net で世論調査したらとんでもない結果が出そうで、新聞社は

怖くて出来ないかもしれません。

 

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