集団的自衛権 新聞の報道姿勢

 

昨夜の安倍首相による集団的自衛権についての会見を新聞では

どのように報道されたか。

 

私は日本経済新聞中日新聞を見ていますので、見出しを比較

してみました。

 

日本経済新聞

 首相「憲法解釈の変更検討」

 集団的自衛権 容認に意欲

 行使は「必要最小限」

 首相、世論説得に腐心

 自衛隊の役割拡大

 

中日新聞

 集団的自衛権へかじ

 首相、解釈改憲の検討表明

 立憲主義の原則否定(*)

 法制懇 首相の意のまま

(社説として) 

 国民は戦争を望まない

 

 

(*)気になったのがここ

立憲主義の原則否定」 

安倍首相は何と言ったのか。

 

中日新聞本文によると

政権が自由に憲法解釈を変更すれば立憲主義の否定につながる

との指摘に対しては

立憲主義にのっとって政治を行っていくのは当然だ」

と述べたうえで、安全保障環境が悪化しているとの持論を

持ち出し

「こうした現状から目を背けていいのか。人々の生存する

 権利を守る責任がある」

とかわした。

 

 

なるほど。両社の姿勢の違いが感じられます。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加