消費税増税

 

安倍首相は今度こそ消費税増税を実現させるつもりらしい。2019年10月から。

 

それについて景気対策のため、いろんな理屈をつけて軽減を図るようです。新聞購読料の軽減など 「へ理屈」 だと思うのですが。

・軽減税率:食料品と、新聞定期購読料

・商店街でキャッシュレス決済で買い物したときに2%分のポイント還元

・自動車:環境性能割(*)新設 エコカー減税を見直して延長

・住宅:住まい給付金上限を30万円から50万円に

 

 

(*) 環境性能割

聞いたことないですが、なに?

平成28年度の税制改正大綱(案)によると、自動車取得税が廃止され、新税「環境性能割」が導入されます。燃費課税とも言われています。平成29年から導入される予定でしたが、消費税増税まで延期されています。燃費性能が良い車は自動車取得税より安くなります。

 

安倍首相 憲法改正をあきらめたか

 

私、浮世の義理で自民党のパーティー券を買わされました。政経セミナーってやつ。

 

安倍首相の挨拶を聞いて 「ん?」 と思ったことがあります。

いろいろ政策を言っていましたが、その中で憲法改正について

憲法改正に挑戦する」 と言いました。

「断行する」 でもなく 「改正する」 でもなく 「挑戦する」 と。

 

もちろん憲法改正までの道のりは遠いです。国会の決議も要りますし、国民投票も経なければなりません。もちろん 「挑戦」 でしょう。しかし語感から、「だめかもしれない」 気持ちがあるように私は感じました。

 

先日の総裁選で石破さんが 「憲法改正は時期尚早」 と言い、善戦しました。

ここらから、安倍首相の自信がゆらいでいるのかな。

 

しかし、私は自衛隊憲法に明記するべきだと思います。あきらめず頑張ってください。

 

名古屋の小売業界に大ニュース 2つ

 

私たち名古屋人におなじみのスーパー、デパートがニュースになっています。

 

・スーパー・ユニーがドンキホーテの子会社に

ユニー・ファミリーマートHDとドンキホーテHDは既に資本提携しており、ドンキホーテがユニー株40%を持っていたが、ここで100%の株を持つことになった。

ユニーの既存店は維持する意向だが、既存店のうち一部で 「MEGA ドンキホーテUNY」 に改装した店舗は売り上げが急拡大している。

ユニーファミマHDはユニーを切り離し、コンビニ・ファミリーマートに専念する。

 

・栄交差点再開発

地元の人はご存知でしょうが、名古屋の中心地・栄交差点角に広い空き地があります。「栄広場」 と呼ばれています。地主は名古屋市松坂屋(Jフロンティアリテイリング)。合わせて4800平方メートル。

それを一体開発し高層商業ビルを建設する計画が浮上しています。市の土地は売却の方向。

栄地区では中日ビルの建て替えも決まっており、栄地区は様変わりしそうです。

 

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タンカーはなぜ流されたか

 

先日の台風21号で、停泊していたタンカーが強風で流され、関空への連絡橋に衝突する事故がありました。橋が損傷し大騒動になったことはご存知の通りです。

完全復旧は来年のゴールデンウィーク頃。費用は数十億円と言われています。

 

ここで、なぜタンカーが流されたのか、私の推理を書きます。

船は停泊する時、錨(いかり)を海底に降ろします。その錨とそれにつながっている鎖が海底に食い込み、船をつなぎ留めます。

 ところが台風の高潮で海面が上昇し、錨と鎖が海底から離れてしまった可能性があります。

 

こういう場合通常は、船はエンジンを始動し風上に向かって前進させているものですが、船長はその操作をしていたかどうか、ニュースを見る限り不明です。

 

さて、この事故の責任は誰にあるのか? 具体的には復旧費用は誰が負担するのか?

宝運丸を所有する日の出海運か西日本高速道路か。

 

最近読んだ本

 

最近読んだ本。経営難の銭湯を再建する話です。

こんな一節がありました。私は共感しましたので、長いけど引用します。

(途中省略した部分があり、文の流れが不自然な所があります。ご容赦ください。)

 

・・・

 

今野敏 著 「任侠浴場」 より

 

世の中が変わった。変わって当たり前なのだと思うが、なんだか生きづらくなったと感じる。

世の中、なんだかクレーマーだらけになった気がする。

飲食店でも、客がちょっとしたことで文句をつける。

 

子供が怪我をしたら親が学校へ怒鳴り込む。

 今どきの親はとんでもないらしい。運動会の勝ち負けを決めるのがいけないとクレームをつけると聞いたことがある。それを受け入れる学校があるというからたまげる。

 

飲食店の従業員も、学校の教師も生きづらくなっている。おそらく、営業マンも、コンビニのバイトも、建設業者も、タクシーの運転手も、誰も彼もが生きづらくなっているに違いない。

 

昔の日本人はもっと、他人の立場を思いやることを知っていたように思う。文句を言ったもの勝ちだというのは、アメリカの影響だろう。

 

そんな国で暮らすのは真っ平だと思うのだが、だんだん日本もそういう国になってきたような気がする。

 

アメリカは訴訟社会だと言ったがそれは都市部の話だ。

アメリカの大部分は田舎で、そこには昔ながらの生活が続いているのだろう。保守的で頑固でマッチョなアメリカがまだ確固として存在する。

 

今の日本人は、嫌なことばかり考えている。マスコミのせいもあるだろう。景気はなかなかよくならないとか、先行きは不透明だとか、国際情勢は予断が許さないだとか、テレビも新聞もそんなことばかり言っている。そりゃ、国民に警告することは大切だ。けど、テレビや新聞を見るたびに悪いことだらけじゃ、いい加減、嫌になる。

 

・・・

 

私が一人が賛同してここに書いていても詮無い事。しかし共感してくれる人が1人でも居てくれればうれしいです。

 

軽減税率はもう止めよう

 

私は時々コンビニで買い物をします。よく買うのはコーヒーと軽食。

それを何処で食べるか? 私は車があるので問題ないのですが、よく見かけるのが高校生が店先の駐車場の片隅に座り込んで食べているところ。

みっともない。店内に食べる所(イートインコーナー)を作ればいい、そう思っています。徐々にイートインコーナーのある店が増えてきました。

 

ところが、思わぬ障害が現れました。消費税の軽減税率問題。

コンビニで売られる食料品には軽減税率が適用されて税率は8%。ところが店内で食べると10%。どこで線引きをするかというと、イートインコーナーがある店は全品10%、無い店は8%、とする案が浮上しています。

イートインコーナーは全滅、と思ったら抜け道があります。休憩コーナーに 「飲食禁止」 の看板を出せば8%になるらしい。 

 

軽減税率では納得できないことがもう一つあります。新聞の購読料が軽減対象になっていること。新聞各社はいろいろ屁理屈を並べていますが、全社とも、そのことについてほとんど報道せずに黙って歓迎。

政府はマスコミにアメを与えて反増税キャンペーンを抑え込んだのです。マスコミも情けない。飴玉につられて主張を緩めた。

 

軽減税率などもう止めたらどうでしょう。

というか、いっそのこと消費増税そのものを見送ったら?

 

ガソリン価格

 

ガソリン価格が上昇しています。原因はイラン原油輸入削減による原油高と円安です。

資源エネルギー庁が発表した10月1日時点のガソリン価格(レギュラーガソリン、全国平均、店頭価格)は155.2円/ℓ でした。

 

いつものようにガソリン価格のコスト計算をしてみました。

 使用する指標(昨日のもの)

  ドバイ原油 82.50ドル/B

  為替 1ドル=113.88円

  1B ≒159ℓ

これより

  原油コスト 59.09円/ℓ

  精製、流通コスト 43円/ℓ
  税金 56.34円/ℓ

  合計 158.43円/ℓ

 

このコストが市場価格に反映されるのは数週間先。ということは、残念ながらガソリン価格はまだ上がる、という予想になります。

 

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