がんばれ日本郵政

 

今年も残り少なくなりました。

 

この時期、休日にスーパーなど人が集まるところへ行くと、仮設売り場で年賀はがきを売っている郵便局の職員らしい人たちを見かけます。

大変だなー、休日なのに。

 

年賀はがきの売れ行きが落ちているそうです。そりゃあそうだろう、と思います。お年賀の挨拶はスマホで済ませる人が増えているのですから。

上司から 「もっと売ってこい」 とハッパをかけられているのでしょう。

 

私は郵便局(民営化で日本郵便株式式会社になった)が国営だったころから、郵便局の職員は大変だなー、よく働くなー、と思っていました。夜も休日も郵便を配達してくれています。速達や電報があるからでしょう。

それに元旦からフル活動だし。

 

過疎地では1通の手紙のために遠くまで配達してくれるし。

こういう人たちの頑張りで郵便制度は保たれているのでしょう。

 

・・・

 

そんなことを考えていたら、今日のニュースで 

ゆうパックの荷物が増え過ぎて遅配が起きている」 

と言っていました。

 

大目に見てやろうよ。がんばっているんだから。荷物の到着が半日や1日遅れたっていいじゃないですか。

 

死刑執行を考える

 

法務省は12月19日、2人の死刑囚の死刑を執行しました。

 

日本は三権分立制度です。司法、立法、行政がそれぞれ独立しているべきです。裁判所は 「司法」 法務省は 「行政」 です。

 

裁判所が死刑と判断した犯罪者は法務省が粛々と死刑を執行すべきです。

ところが各方面から死刑制度に疑問の声が上がっています。宗教界や日弁連、人権団体など、声の大きい団体が反対しています。

 

法務大臣という行政のトップといえども国会議員です。世論が気になる立場の人。

その上川法相は記者会見し、「慎重な検討を加えたうえで、死刑の執行を命令した」と述べました、

 

気持ちはわかります。言い訳したかったのでしょう。しかし発言内容が気になります。裁判所が判断した刑を法相が検討を加える?

それって、間違っていませんか。

 

談合は必要悪

 

リニア中央新幹線で談合が疑われています。

捜査を受けているのは大林組清水建設鹿島建設、大清建設。当初、大林組だけの名前が挙がっていましたが、談合が1社で出来るわけが無く、4社が疑われています。

 

「疑われている」 のですが、実際はやっていたのでしょう。ただ、担当者は、「悪いこと」 と意識しながらやっていたのですから、証拠は残していない。警察が捜査できるのは担当者の自白のみ。そして 「入札金額が予定価格に近い」 という状況証拠のみ。

 

昔から「談合は必要悪」 と言われています。

正しい競争入札で、もし受注が1社に集中したら仕事がやりきれない。うまく仕事を分散させるための仕組み、でしょう。

 

このニュースを聞いていてちょっと疑問を持ちました。

大手 「スーパーゼネコン」 と呼ばれているのは5社です。上記4社に竹中工務店が入ります。竹中はどうしていたのでしょう。

 

・・・

 

ここまで書いてもう一つ疑問が起きました。

JR 東海って民間企業になったんだよね。受注調整がなぜ独禁法違反になるの?

 

政党交付金のゆくえ

 

民進党が揺れています。先の衆議院選では立憲民主党希望の党に分裂。したがって民進党には衆議院議員は居ません。しかし参議院議員はそのまま。ですから民進党は参議院議員だけで存続されています。

 

民進党がどうなろうと興味は無いんですが、興味があるのは政党交付金

噂によると民進党は70億円くらい持っているらしい。

 

規則(政党助成法)によると政党交付金は毎年1月1日現在の議員数と前回の参院選衆院選の得票率から算定し、年4回に分けて交付されます。

もしその政党が解散したら、未使用の交付金は返還しなければなりません。

新設、合併、分裂した場合、総務省に報告すれば次回交付時から報告に従って交付されます。

 

党名を変えるだけならそのまま持っていれば良いけれど、解党なら残額は返還しなければなりません。使っちゃったことにすればいい。選挙にはお金がかかります。けれど今年は衆議院選挙だけ。その衆議院選挙には民進党からの立候補は有りませんでした。

 

困った。

 せっかくもらった交付金です。返還するのは惜しい。難しい判断です。大塚耕平さん頭痛い。ご同情します。

 

税制改正 いつから?

 

マスコミに税制改正の話題が取り上げられています。与党が少しづつ情報を漏らして国民の反応を見ている、そんな気がします。

 

いろいろな改正項目が出ていますが、いつから実施されるのか。

「与党税制改正大綱」 が発表されました。

  所得税 高所得者増税 基礎控除を増額  2020年1月から

  森林環境税 住民税に1000円上乗せ   2024年4月から

  出国税 日本を出るときに1回1000円  2019年1月から

  たばこ税 1本3円  2018年10月から4年かけて

       加熱式たばこ増税 2018年10月から5年かけて

  法人税 賃上げ、設備投資をした企業に減税 2018年4月から

 

増税を喜ぶ国民は居ません。中でも抵抗の多い項目は実施日を後回しにして、実施日になって反対が出たら

「前から決まっていたことです」

と言う。なかなか策士ですね。

 

たばこ税については、私はたばこを吸いませんのでどうでもいいのですが。

 

クリスマス休暇 株価は

 

日本の株価が上げ止まりました。あんなに上昇していたのに。

今日(12月14日)終値は 22694.45円。

 

なぜでしょう? キーワードは 「クリスマス休暇」。欧米ではクリスマスと新年にかけて長期休暇に入ります。

 

日本株も海外の人たちが多く買っています。特にヘッジファンドが。ヘッジファンドは富裕層からお金を託され、運用して良い利回りを返す義務があります。

 

そのヘッジファンド、今年は儲かっています。株価が大幅に上がったためです。運用担当者は、ここらで上がった株を売って、利益確定して、のんびりクリスマス休暇を楽しもう、そう思っているのでしょう。

 

昨日、今日と売買高が膨らんでいます。そのためでしょう。

 

伊方原発差し止め

 

驚くべき判決が出ました。

伊方原発3号機の運転差し止め仮処分を求めた裁判で、広島高裁は差し止めを命じる判決を出しました。仮処分ですから即有効、来年9月末まで。

 

理由は、なんと

阿蘇山が噴火した場合、火砕流が到達する可能性が小さいとはいえない」

 

原告の住民、弁護士も驚いたでしょう。テレビを見ていたら、弁護士さんが手書きしたメモ紙を掲げていました。「勝訴」 の垂れ幕を用意していなかったみたい(笑)。

 

「仮処分」 ですから、異議申し立てができます。当然、四国電力は異議を申し立てるでしょう。

 

・・・

 

阿蘇山火砕流愛媛県伊方原発に到達する? ということは豊後水道が埋まってしまう?

 

裁判長(野々上友之という人らしい)、大丈夫ですか? あなたの常識が、ですよ。

 

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