岐阜県を中心に豚コレラが広がっています。昨日には愛知県の養豚業者から出荷された豚の行先各所で陽性反応が出ました。大変なことです。
感染した豚のいる養豚場に豚は全部殺処分。かわいそうだけど仕方がない。
それよりその豚の死骸の処分方法に違和感を覚えます。
テレビで見ていると、地面に穴を掘り、ビニールシートを底に貼り、プラスチックの袋に詰めた死骸を埋めています。
あれ何年か後にどうなるのだろう? 空気も水も遮断された袋の中で死骸は嫌気発酵してぐちゃぐちゃになるでしょう。それでもプラスチックシートで2重に覆われているため土に還ることもなく、ぐちゃぐちゃのまま過ぎることが想像されます。
なぜあんなに厳重に土から遮断するのだろう? 裸で埋めたら、付近の住民やマスコミが 「地下水汚染」 を心配して苦情を言うからでしょう。
豚を裸で埋めれば、何年か後には良いたい肥に変わっているでしょうに。土の浄化能力を無視しています。コレラ菌などは土の中ではすぐ無害化されるのに。
「桜の下には死体が埋まっている」 という言い伝えを聞いたことがあるでしょう。
それです。
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