入管法改正

 

出入国管理法改正案が国会で審議されています。

 

今まで、外国人労働者の受け入れは医師や弁護士など高度な技術を持った人に限られていました。コンビニや飲食店で見かける外国人店員や工場労働者は、留学生のアルバイトと技能実習生だけのはずです。

 

その門戸を広げようとするものです。技術習得の程度によって特定技能1号、特定技能2号に分け、在留資格を与え、その資格に差をつける。そんな法案です。

背景はもちろん少子化による人手不足。産業界からの要請に応えるものです。

 

例によって野党は反対しています。

「受け入れに歯止めがない。受け入れ人数の大枠を示せ。」

 

なんかピントが合っていない感じがします。反対するなら

「人手不足から、やっと賃金が上昇してきたのにその傾向を冷やすものだ。」

「デフレの輸入で、賛成できない。」

とするべきでしょう。

 

「受け入れ人数の制限」って何が言いたいの? 難民受け入れ制限を想定しているなら右翼の言うことで、野党が言うことじゃないんだけど。

 

法の規定に適合した外国人労働者なら、人数を制限せず受け入れるべきです。

 

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