経済記事を読んでいてふと疑問に思いました。
それは出光と昭和シェルとの合併話。ガソリンの売り上げが減っており、両社は危機感を持って進めている、という記事です。
そうだろうなー。低燃費車が増えているし。
どの程度減っているんだろう? 資源エネルギー庁のサイトで確かめてみました。
燃料消費計(原油換算)
平成23年 1億5895万キロリットル
24 1億5610万
25 6088万
26 5785万
27 5768万
ガソリン消費
平成23年 4万9700キロリットル
24 5万6500
25 5万6200
26 5万4900
27 5万4400
参考までに、日本の原油輸入量は2億キロリットル程度です。
こうしてみると、燃料消費の内ガソリンの占める割合はほんの少し。軽油や重油の消費が圧倒的に多いことが判りました。
そして特筆すべきは、低燃費車が普及しているのに、石油業界が大騒ぎするほどガソリン消費は減っていないことです。前年比ー1%ほど。
しかし、値段が下がっているため売り上げは減っている。ガソリンスタンド間の競争が厳しく、粗利も減っている。
そうでしょうね。
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