どうしてミサイル迎撃システムに反対するんだろう

 

韓国が悩んでいます。

 

米国が設置を進めている地上配備型迎撃システム 「高度防衛ミサイル」 を韓国が受け入れるかどうか。

 

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ここで基礎知識

中国が米国を狙って打ち上げた長距離ミサイルを撃ち落とすためのミサイル発射基地を韓国に作るかどうか、ということです。

 

地球儀を見ていただければ判りますが、中国から米国に向かって飛んでいくミサイルは韓国上空を通過します。韓国は絶好の迎撃基地建設ポイントなわけです。残念ながら日本では北海道のはるか北を通過します。

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米国は作りたい。中国は作ってほしくない。

韓国にとっては 米国につくか、中国につくかの 「踏絵」 になってしまっています。

 

先日も韓・韓国国防相と孫・中国副参謀長との会談で韓氏は

「政府が判断し決定する」 と発言しました。

まだ決めかねているようです。朴大統領も大変ですね。

 

ところで、このミサイル防衛システムについて基本的な疑問があります。

 

攻撃する側がミサイル防衛システムに反対するということは、

「オレは発射するぞ。だけど止めるな」 

と言っているわけで、ムチャクチャな話です。

 

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