泊原発に批判

 

泊原発が稼働していれば北海道のブラックアウトは回避できたかもしれない」

こんな説が出ています。私のブログなどで。

 

「それなのにマスコミはどうして泊原発に言及しないのだろう」

こんなことを書いていましたら、中日新聞から泊原発叩きのキツイ一発。

 

今朝(9月14日)の中日新聞より

泊原発 外部電源喪失

「こんな非常事態 知らせないとは」

 

あはは、やっぱり中日新聞は私のブログを読んでいたのね。

 

外部電源喪失って当たり前です。全道停電したのだから自分で発電していなければ停電したはず。それを公表しなかったからいけない?

北海道電力が特例として泊原発へだけ給電していたとすれば、もっと叩かれていたでしょう。

 

どうすれば良かったの?

結局、中日新聞は 「原発は存在しているだけで悪」 という主張なのでしょうか。

 

ヒートアイランド対策

 

今年の夏は暑かった。地球温暖化のせい? ではなさそう。地球温暖化の影響は10年間で0.2度上昇する程度なんだから。

 

ということは今年の暑さの主な原因はヒートアイランドらしい。

ヒートアイランド対策。海洋研究開発機構の松田研究員の報告を読みました。

 

・・・

 

彼は日本一暑いといわれる熊谷市熊谷スポーツ文化公園を例に取り、対策を検討しました。経過は省略しますが、結論は

「樹を植えることと遮熱舗装で最大9℃下げることができる」 

 

・・・

 

私がいつも言っている 「樹を植えましょう」 その効果が科学的に認められました。

日射の遮蔽と葉からの蒸散で周りの気温が下げられる。そのうえ光合成によって二酸化炭素が減らせる。

 

もう一度言います。

「みんなで樹を植えましょう」

「みんなが1本づつ植えれば1億本植えられます。植える場所が無ければ中国奥地の砂漠へ植えましょう。現地まで行けなければ砂漠緑化NPO団体へ協力しましょう」

 

 

ネトウヨはバカ じゃない

 

私は自称ネトウヨです 

ネトウヨ」 は 「ネット右翼」 の略らしい。

そんなに省略する必要があるのか。ついでながら2018年を18年と省略するのもやめてほしい。

 

話が横道に逸れましたが、リベラリスト進歩的文化人と称する人たちは 「ネトウヨはバカ」 と言っています。

 

ネット右翼が登場した経緯は、私の経験も踏まえて

・インターネットが普及する前、マスコミや言論界はリベラルな発言ばかりを取り上げていた。保守派が意見を言う機会は無かった。政府の発言と極右の街宣車を除けば。

・そこへインターネット登場。保守派の人が意見を書いたら、意外に賛同する人が多かった。

・保守派の人たちは勇気を得て発言するようになった。ネット右翼の誕生です。

進歩的文化人の人たちはそれを恐れて 「ネトウヨはバカ」 と言い出した。

 

サイレントマジョリティー」 という言葉があります。マジョリティー(多数派)かどうかは別にしてサイレントが意見を言う機会ができた。それは良いことでしょう。

 

天災が続発するわけ 立正安国論

 

お釈迦様は一切著作を残しませんでした。お釈迦様の教えである仏典は後に弟子たちが、「私は師の言葉をこのように聞いた(如是我聞)」 という書き出しで書いたものです。

私のブログの題は 「如是我考」。一応、仏典に詳しいふりをして書いています。

 

・・・

 

日本列島は天災が続いています。天災なのだから仕方がない、のですが。

鎌倉時代末期、現在と同じように天災が相次ぎました。その時日蓮はこんな分析をし、幕府に上申書を出しました。それが 「立正安国論

 

法華経だけが唯一の正法であるのに邪宗が広まっている。だから天変地異が続いている。幕府は法華経を中心に政治をすれば、国家と国民は安泰となる」

 

幕府はそれを政治批判と受け止め、日蓮流罪となりました。

ところが元(モンゴル)からの攻撃(元寇)を受け、幕府は日蓮を呼び寄せ解決を図りました。

 

・・・

 

この立正安国論を拡大解釈して 「天災が続くのは現政権が腐っているから」 という言説が出ていますが、拡大しすぎ。

 

 

(*)

念のために書いておきますが、私は日蓮宗とも創価学会とも無縁です。

 

・  

報道しない自由

 

マスコミには報道の自由があります。ところがネトウヨから 「報道しない自由もある。」 と揶揄(やゆ)されています。私もネトウヨの一人すが。

マスコミは自社の方針に沿わない事件は報道しないことがあるようです。

そういうとマスコミは 「他に重大な事件があったから時間の制約から報道しなかっただけ」 と言い訳するでしょう。

 

しかし、これはどうですか?

来年の消費税増税で、新聞の購読料がいつの間にか軽減税率の対象になっていること。そしてそれについてほとんど報道されていないこと。

 

・・・

 

この週末、新聞やテレビのニュースを見ていました。

北海道で全道停電したことについての報道で、ブラックアウトの仕組みは解説されていました。火力発電所の配置や能力も。

 

しかし、泊原発が動いていればこうはならなかった、という説明は無し。それ以前に泊原発が在ることさえ無視。

 

それで良いのか? 報道しない自由です。

 

ブラックアウト

 

6年前、全原発が止まった時こんなことが言われていました。

「電力需要に対して発電が不足したとき何が起こるか? 周波数や電圧が不安定になる」

そこまでは知っていました。それよりひどくなるとどうなるか? 北海道で現実になりました。全電源停止、「ブラックアウト」 と言います。

 

この胆振東部地震で北海道の電力需要の約半分を発電していた苫東胆振発電所(出力165万kw)が揺れで緊急停止しました。

火力発電所は需要量に従い発電量を自動調整しますが、今回は他の発電所に掛かる負荷が大きすぎたため、設備を守るために他の発電所も全て止まってしまいました。

 

私たちの暮らしは、電気は止まらないことが前提で成り立っています。高層ビルでは水道さえ出なくなります。もちろんエレベーターも動きません。

生活さえも 「ブラックアウト」 してしまいます。

 

・・・

 

泊原発(出力207万kw)が動いていればこんなことにはならなかった」 そういわれてます。

 

各電力会社は原発が止まってから、火力発電所をフル稼働させて電力需要を賄っています。原発に反対する人たちは 「それ見ろ、原発が無くても不自由ないだろう」 といいます。

 

しかしギリギリの需給で動かしていて、そんな中でこういう事故が起こるとこうなる。貴重な教訓です。

 

融資審査について思うこと

 

スルガ銀行事件で感じたことがあります。

念のために書いておきますが、私の立場は 「スルガ銀行けしからん」 です。決して擁護するために書くのではありません。

 

・・・

 

この不正融資事件が発覚する前までスルガ銀行は、「優良経営、地方銀行の雄」 とされてきました。

 

ところが融資審査で不正が行われていたことが発覚しました。

シェアハウス関連や創業家関連企業への不正融資などが挙がっています。

 

融資審査とは、ある企業に融資する時、貸し倒れが起きないようにその企業を審査し、不適合なら融資しない、という制度です。

スルガ銀行で不正審査が以前から行われていたとすれば、貸し倒れが頻発して優良経営ではなくなっているはず。

 

それが不正発覚まで優良経営であったとすれば、貸し倒れが少なかったということです。融資審査の基準が厳しすぎるのじゃないでしょうか。

 

私の勤める会社も融資審査で銀行から苦しめられています。そんな私の悲しい抵抗です。

 

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