紙の書籍が売れていません。単行本はもちろん雑誌も売れていない。昔から読まれていた雑誌が次々に休刊しています。
原因は本を買わなくても Net で情報が取れること。
ところが、驚くニュースが流れてきました。Net 情報誌 「R25」 が休刊するらしい。親会社はリクルートと電通だそうです。その親会社の判断で休刊とか。理由が書いてありませんが、きっと儲かっていなかったのでしょう。
「R25」 は無料なので私も時々見ていました。そして紙媒体も無料で駅売店などに置いていたそうです。
考えさせられる出来事です。
紙の本が Net 情報紙に負けそうになっています。その Net 情報誌も 「儲からないから」 休刊。このあとどうなるのでしょう。
・・・
同じような事情が小売り業界にも当てはまります。
中小都市に大型スーパーが開店して、街の商店が駆逐されました。ところがその大型スーパーが 「儲からないから」 閉店したら、その町の住民はどこで買い物をしたら良いのでしょうか?
「利用してくれる人が居れば赤字でも頑張る」 という浪花節は流行らない、というかやっていけない資本主義=自由競争社会。
「儲からないからやめろ」 と上から言われたら逆らえない。悲しいですね。
・