桜を見ながら考えた

 

早くも桜の季節は終わり、西日本から中日本、東京でももう散ってしまいました。今年は例年より早く、満開は3月末でした。「桜祭り」 をこの土日に準備していた観光地の皆さんはがっかりでしょう。

今、高遠が見頃だそうです。

 

・・・

 

ところで疑問に思うことがあります。

現在愛でられている桜はソメイヨシノが多い。その寿命は60年くらいと言われています。なのに 「吉野の千本桜」 は1000年も前から有名です。なぜ? 吉野の人たちは根気よく植え替えているのかな。

 

ソメイヨシノについてWikipediaで調べてみました。

ソメイヨシノは江戸末期から明治初期に江戸・染井村の植木職人さんたちが育てたもの。遺伝子を調べた結果、エドヒガンとオオシマザクラの交雑したクローンであることが判明しています。だから寿命が短い。

一方、吉野の桜は在来種のヤマザクラで寿命が長い。

 

なるほど。

 

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