英国のEU離脱で世界中大騒ぎ。
安倍首相の 「リーマンショック前のようだ」 というのが当たっていました。リーマンショックなみの大混乱。為替レートも大混乱です。
さて為替レートはどうなったか。6月24日(金)の終値を見てみます。参考までに5月末のレートとの比較も。
昨日 ← 5月末
ポンド 139.9円 160円 13.1%下落
ユーロ 113.6円 124円 8.4%下落
ドル 102.2円 111円 7.1%下落
「有事のドル」 という言葉があります。世界が混乱するとドルが強くなる、という法則。ところが今回は強くなったのは円。なぜ?
・・・
一般的に、その国の通貨はその国の総合的な国力を表します。
「総合的な国力」 には経済はもちろん、政治の安定、軍事力も影響します。
日本は世界からどんな眼で見られているか、垣間見られたように感じます。
経済:言うまでもなく強い。
政治の安定:自民党・安倍政権は長持ちしています。今度の参院選も勝ちそう。
軍事力:安倍政権の元、日本も国防に本気になった。そう見られています。
中国も、他国も、日本の野党もいろいろケチをつけていますが、市場は正直です。投資家は日本の国力を認めている。
とはいえこの円高は苦しい。麻生財務大臣が言うように、「万全の対策を採る」 べきです。
・